ヒロセの独り言
2024.7.25
株式会社ヒロハウス 代表の ヒロセ です。
おかげ様で、 1993年に【ヒロハウス】を起業し、31年目となりました。
これまで経営を続けてこれた事を、お客様、取引業者の皆様に感謝するばかりです。
さて、最近お客様より、建築系ユーチューバーからの情報を、新築住宅に取り入れたいとのお話しがありますので、私自身、久しぶりのブログ掲載ではありますが、この事についてお話しさせていただきます。
私自身、YouTubeは全くと言って良いくらい見ていなかったのですが、お客様からのご要望が、建築系ユーチューバーからの物である様でしたので検索してみました。
色々と勉強になる情報も多く有るな と感じる一方、ここまでの仕様が必要なのか、ここは九州で北海道や東北ではないのにな などと感じたりしています。
建築系ユーチューバーには、資格を持たずに、ブローカーの様な人もいて、自分の手で建物を建て、責任を持つ事を回避する人がいるようにも聞きました。
人々が自分の考えを発信し、人々の共感を得る事はとても良い事とは思いますが、YouTubeで 九州も北海道なども一括りとなってしまい、地域の特性・特色が無くなっているようです。
多くの情報を取り入れる事は、悪い事ではない事に相違はありません。
ただ私は、新築住宅を建てるにあたり、自分たちの生活に無理のない資金計画が一番大切で、それから段階的に多くの情報の中から優先順位をつけて取り入れていく事を、絶対順位と考えます。
弊社に来られたお客様とお話を進めていくと、お客様の過半が、 『 事前審査を出したことがあります 』 と、おっしゃいます。
他の業者で検討していた時、建築する地域や土地すら未決定なのに、住宅ローンの事前審査を出していた、という事です。
これは、業者がお客様の所得を把握して、借り入れの上限までの住宅ローンを背負わせるための手法なのです。
家を建てた後に、お客様に負担が出る、出ないまで考えず、自分(会社)の給与(成績)アップのみを考えているのです。
私の考えは、
住宅ローンの毎月の支払いが、現在の家賃より3万円を超える場合は、
『 しっかりと気を引き締める必要がありますよ 』と言い、
5万円を超す場合は、
『 今回の購入は諦めて、自己資金を貯めて2~3年後に再チャレンジした方が良いですよ 』
と、お話ししています。
お客様には、せっかくの新築住宅に住んだものの、年に1~2度の旅行に行く余裕もなく、住宅ローン返済に追われる生活をしてほしくはないのです。
御入居後に、快適に住むための筆頭条件は、
『 耐震性・省エネはもちろんですが、日々の生活に無理のないお支払い 』
ではないでしょうか?
ヒロセの長いなが~い独り言でした。
ではまた